INTERVIEW インタビュー 検査スタッフ
検査スタッフ
2020年入社 / T.Nさん
誰よりも早く患者さんの健康状態を把握できる
臨床検査技師という仕事に魅力を感じました
- しっかりした研修制度
- 人間関係が良好
- 医療に貢献できる
誰よりも早く患者さんの健康状態を把握できる
臨床検査技師という仕事に魅力を感じました
高校生の時点で臨床検査技師になることを決め、大学も臨床検査技師の資格が取れるところを選びました。母が看護師をやっていたこともあり幼い頃から医療関係の仕事に興味があったのですが、誰よりも早く患者さんの健康状態を把握でき、その後の治療の方針を決める重要な指針を提供できる臨床検査技師という仕事に魅力を感じました。また検査という一つの分野に"狭く深く"といった感じで特化しているという点でも、自分に合った職業だと思いました。
未知の領域がまだまだある血液という分野に
とても興味を惹かれました
臨床検査技師は病院に勤める場合と検査会社に勤める場合があるのですが、検査会社の方がより専門的な仕事ができると考えました。そんな中でも、研修の制度がしっかりしており、検査センターの中でも非常に歴史が長く、血液検査に力を入れている保健科学研究所を志望しました。なぜ血液検査に興味があったかというと、自分自身でも血液というものを研究していきたいという気持ちがあったからです。血液には好塩基球という血球があるのですが、その血球が体内でどういった働きをするのかというところが、現時点でもまだ十分に分かっていません。そういった未知の領域がまだまだあるというのは私の中で驚きでしたし、とても興味を惹かれました。
上司や同僚との距離が近く
とても働きやすい環境です
臨床検査技師として入社しましたが、最初の1年間は検査はもちろん、それ以外の部分もしっかり教えてもらうことができました。受付の作業、それより前の検体の回収や検査結果を病院にお渡しするといった営業研修など、一連の流れを経験することができました。また研修の制度がしっかりしているというところ以外にも、分からないことが出てきたら気軽に聞けて丁寧に教えてもらえるという雰囲気もあります。上司や同僚との距離が近く、とても働きやすい環境です。
現在の仕事は
血液を中心とした検査業務
現在は血液検査を中心に検査業務を行なっています。血液の白血球や赤血球の数や比率を調べたり、機械が行う血液検査において、機械が取りこぼしてしまった異常値はないかということをチェックする業務を行なっています。血液をスライドガラスに垂らし、顕微鏡で目視で問題がないかを確認しています。目視での確認となると高度な技術が要求されるため、将来的にはそういった部分の判断をより正確に、瞬時にできる様になりたいと思っています。また二級の臨床検査技師の資格も取得したいと思っています。
A DAY SCHEDULE とある1日のスケジュール
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22:00
出社
出社後はすぐに作業に取り掛かります。
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22:05
検体確認・測定
採血管内の血液が測定可能な状態かを確認し、測定機に流していきます。
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1:00
休憩
いったん休憩し、後の鏡検に備えます。
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2:00
鏡検
顕微鏡を用いて血液塗抹標本を観察し、血球数や異常細胞の有無等を確認していきます。
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6:00
データチェック
測定したデータの入力に誤りがないかを確認し、必要であればFAXでの報告を行います。
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7:00
退社
FAXやデータチェックに用いた用紙を保管し、帰宅します。