米国テクニコンから、モノチャンネルのオートアナライザー(自動分析装置)が輸入され、生化学検査に大きな革命がもたらされた。宮慶二は幹部社員とともに米国のテクニコンを視察し、全国の衛生検査所にわずか数台しか導入されていないオートアナライザーをいち早く導入。自社製の試薬を使用して、検査業務の効率化と経済性を高めることに成功した。