創業者の宮慶二は医療機関から外注検査を受注し、短時日のうちに検査結果を報告する「臨床検査センター」を立ち上げた。そして、現在の衛生検査所に通じるスタイルを考案して検査を開始したのである。この「臨床検査センター」が、戦後日本の衛生検査所の先駆的な存在であったことは衆目の一致するところである。